オレンジいろっておいしそう

MeseMoa.(ex.むすめん。)オタクの戯れ言をぽいぽいする箱。書き手は橙色の民。

【考察】Muddy Water【追記】

えっ、この前してたじゃんと思った方。


それなーーー!!!


ただその後ダンスショットやら練習動画やら出まして、
もう押さえられなくて携帯から投稿です(手抜き)
見えづらかったらすみません…。
まぁそんなね、大したこと書かないし!!ほぼメモ!!
前回のに追記するスタイルです(手抜き)

余談ですが、あくまで作品として見ているので、
誰が誰にナニしたとかは、全て「~という役を演じている」という気持ちです。
ので、あえて色表記にさせていただきます。悪しからず。




『Muddy Water』の考察を進めるにあたって、
前提条件としてキスのMVでも話題になった
『Shadow Kiss』(MeseMoa.1stアルバム『Secret』より)の歌詞、歌割りを再チェック。

Aメロが台詞で始まるパターンはシャドキスからの踏襲。
えー、そういうの大好物。
前作シャドキスをさらっとまとめる。

kissの行方を探しにゆこう
→kissの先が本質。新曲につながる。

「君を好きになるのが怖い」けど、惹かれる。
「裏切られる痛みなら知ってる」
=誰かに裏切られたことがある。もしくは進行形。
この夜がまさにそうってことは、
君を好きになっても裏切られることは予想がつく。
だって、君は今誰かを裏切って自分の隣にいるけど、
どうせその人のところに戻るくせに。

あれ、ずっとここの歌割り黄目線だと思ってたけど、
もしや桜…?
初っぱなで迷いました。
でも誰かを裏切って今違う人といる側目線なら裏切られる痛みはわからないはず。
と思うとこの形が収まりがいい気がして。
日本語って難しい~好き~。


黄は赤から離れない、それを知って尚惹かれる桜。
報われないこと知らないふりして重ねた印
(唇を重ねる、キスマークなどkissを連想させる言葉)
思い通りにしてしまえ 陽が昇るまでは。

今作とからめると赤が昼の人で桜が夜の人かな。
シャドキスは夜の桜と黄目線だったからあんまり考えてなかった。

届かぬ声は唇に込めて
=言葉に出して好意を伝えることは憚られる。
多くは望まないからせめて今夜だけは…ってところか。

「出会うのがちょっと遅かっただけ」
これも素直に読み進めたら桜だと思ってるけど、ちょっと寄り道。
もしこれが黄だったら、結構面白い。
桜が眠ってしまった後にあため息をつく。
桜が自分に好意を持っているのは知っている黄。
昼の自分の時間は赤に捧げるけれど、
夜くらいは自由にさせてよ。
いやん、黄ったら最低。
これもひとつの読み方。
考察はいくつもパターンがあって良いと思うので。
まぁ、もとに戻します。


許されぬ時を壊すように刻んだ印
=バレちゃいけないのにキスマーク残すような。
 長く続かないことを感じ、自ら壊しに行く
帰すくらいなら、ということは、帰るところがある人(自分のものにはならない)と自覚している。

1番がそっと見つからないように、何かから逃げる雰囲気に対して、
2番は壊したり滅べば良いと願ったり、段々と黒い感情が見え隠れしてくる。
大きな流れが違うので、同一人物の思考の移り変わりととらえてもよし、視点(人物)が違うととらえても面白い。
醜悪な愛情って表現は結構強い言葉ですよね。

あなたが望むなら地獄だっていい
それでも太陽は昇った
=黄は赤のもとへ帰ることを選んだ。
もしくは太陽は絶対に抗えない決まり事のような意味なら、想いあってても現実は、という感じか。

となると、シャドキスのMVのラスサビに入る直前、
センターに赤桜黄と揃うのってドチャクソ意味深じゃねぇか。

そこから伏線張ってたの??
あー、こういうの大好物。


さて、本題のMuddy Water。
前回と若干方向性変わってます。


‪「涙の雨が 愛を切り裂く‬
 時に激しく 時に五月蝿く
 夜に渦巻く 大蛇のごとく
 地に伏せ 脆く 心を砕く
 君を連れて行かないでと
 濡らす頬の雫さえ泥で濁ってく

 『さよなら』 君に告げた日から
 降り注ぐ雨は止むことはない
 しとしと溢れる 孤独な答え合わせ
 この雨粒のように溶け合う血と心と涙」

ここまでで印象深いのが、1番だけにやたらと出てくる「涙」と「雨」。
2番になるとほぼ出てきません。
「濡らす頬の雫」はどちらともとれる。

ここで「涙」をkiss、「雨」を死のようなものと読み替えます。
シャドキスの、許されないキスとその報復による死は
赤と黄と桜それぞれの間にあった愛を切り裂き、
君を連れていかないで(僕の大事な人をとらないで)と
純粋だったはずの愛情がいつの間にか濁っていく。

シャドキスでは黄、MWでは桜が涙を流すのが印象的なMV。
涙に意味を持たせていそうな気がして。

また、このMVの考察班を悩ませる、雨に濡れてるメンバーとそうでないメンバーの意味。
雨にひどく打たれているのが茶翡翠桜赤。
若干濡れていたのが緑。
あまり、もしくは全然濡れていないのが紫桃水黄。

ここで気になったのが、外で揉み合いになる赤桜を除いたとき、
シャドキスで赤から唇へキスをしたのは茶翡翠
赤から唇以外へキスをしたのが緑。
シャドキスで赤にキスをしたのが紫桃水黄。

赤からのkissが愛を拗らせた結果の死の象徴だとしたらおもしろいな。
MVで叫ぶ赤から切り替わる赤色も鮮血のよう。

Aメロ前のぴちょんという音、普通に水が落ちる音だと思ってたんですが、
振り付けを見ていると、意図的に触れる、波紋を広げる。
澄んだ水に墨を1滴垂らすような愛憎のイメージになりました。

衣装の仕組みから、この時点で黄だけが赤い布が2枚。
緑と茶はカットによっては1枚出てるので、出ていると見みします。
黄以外はみんな1枚ずつ。

「さよなら」 を君に告げた日から。
告げたという能動的な動詞から、赤が黄を殺めた。
もしくはそれにつながる何かを意図的に仕掛けたと読み進めます。
MVの冒頭から泥にまみれた赤。
泥が罪を表しそうです。
いきすぎた愛情、寂しさから黄を殺め、見境なく罪を重ねる赤。
雨に酷く打たれる茶翡翠はその中の一人。
強い孤独に苛まれる赤の心はすでに壊れてしまっていて、
寂しさだけが彼を強く突き動かします。

最後の恋と知ってたらもっと上手に愛せたの?
上手に愛せなかった、というのが、何を表しているのか。
最後か最期かも大きいです、これは誰にとってサイゴだったんでしょう。

間奏部分のダンスパート、鎖のように十字に連なって
真ん中の赤の動きで波打つ感じ。
直前に足元だけがバシャバシャ映るのも、
今から波紋が広がる感じがしてゾクゾクします。

桜さんが赤さんにつめよってるところ、
「お前がやったの?」って言ってる。
本当は黄を直接手にかけたわけではないけれど、わざわざ桜にそう思わせるように仕向けた可能性もあります。

全然関係ないけどその後の「ぴちょん」って音の翡翠さんの孤独感が美しすぎて、個人的にスタオベっすわ。

「助けて」 叫んでも泥にまみれ
汚れた手じゃ誰も 掴めない
はたはた ぶつかる いびつな質疑応答
足の踏み場もないこのまま沼に深く沈むだけ

1番とうって変わって、泥や沼といった言葉が増えました。
桜は自分が関係に割り込んだ事を自覚し、
自分の手はすでに汚れていると思っていると仮定。
誰も掴めない、ということは誰かを助けようとしたんでしょうか。
桜は自分に問い詰める資格はないと思いながらも
黄の死について赤に詰め寄ってしまう。

黄と桜だけがいる雨の降らない白い部屋は、
桜が黄を綺麗な存在の象徴として見ているからかと。

細かいところのメモ。
緑は自分が死を受けた側と知らず、紫は世界が異なることを知っていてずっとそばにいられないことを知っている。
桃も水も何か確信に触れることを知っている気がします。
桃は隠れ口を閉ざす。水は雨粒から逃げる。
何かを比喩していそう。

愛さずにいられたなら 3人で笑えてたの?
3人、という表現から、最初から黄赤桜は知り合い、しかも笑いあうような。

シャワーシーンは腕まくりから桜さんと仮定。
泥を洗い流すところが逆再生なのも意味がありそうです。

二度と陽が登らなくていい が桜さんパートなの、
シャドキスからの流れがわかりやすくていいな~。
揺れる陽炎、残像
=なんとなく影(shadow)を連想させます。

桜は黄を想う反面、自分が身を引いて3人で過ごせたらって思ってたのかな。
赤は黄がいない世界に耐えられず、とにかく一緒にいる世界を望む。
早く側にイかせて。逝かせて。
殺されてしまったひとが同じ世界に逝くと考えたら、
黄を殺してしまったから自分も誰かに殺されないと一緒になれない。
そこで桜をも利用する。
桜は赤を手にかけて、冒頭の赤と同じように叫び、2人とも失ってしまう。
最後のダンスパート、水紋が広がって最後には黄がセンターにたっているところにスッと立ち上がる赤。
2人だけの世界が確立されたから。

もっと細かいところもたくさん拾いたかったけど私の頭と文章力では無理だ!!!誰か頼む!!!



本日8/16は彼らが初めて夢の中野サンプラザに立った記念日。
ディファ有明でフリーライブです。
MuddyWater含む新曲3曲も披露予定ということで。
カップリング曲もステージで同時披露って絶対大変だし、今までなかったと思います。
確実に成長してる!!すごい!!
Mステ投票も佳境に入りました。
今後も楽しみちゃん。



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