オレンジいろっておいしそう

MeseMoa.(ex.むすめん。)オタクの戯れ言をぽいぽいする箱。書き手は橙色の民。

どんな未来なのか知らないけどね

今週のお題は「ホワイトデー」ですね!
昔はホワイトデーは3倍返しとかよく言ったものですが、
どうにもこうにも3倍どころか0かけちゃってますけど??みたいな経験が多いもので、
もっぱらお菓子を作る口実みたいになってます。
あー―――――あれこれ作りたいものがいっぱい!

 

 

 

 


あ、ぜあらる。さん、動画投稿10周年おめでとうございます!


【投稿10周年】なんてそうそう使えるタグじゃないですよね。
さすが古参~。

 

バタフライ・グラフィティは昨年の超会議の踊ってみたブースで
みんなで踊ってみる企画の課題曲でもありました。
練習が終わりいざカメラがまわるぞ、というタイミングで、
自分は(他の踊り手さんのように)踊れないから、と
ステージを降りて一般参加者と同じフロアで踊っていたのを見て
ちょっぴりせつない気持ちになったのを覚えています。
あれから1年。早いな~。

 

私は自他ともに認める深読み厨なので()
ぼろくそに泣きすぎて画面が見えない中で歌詞を聞き取って、
この曲を選んでくるあたりほんっとせこいわーと思いながら
今でもぜ。推しで良かったなぁと幸せな気持ちでいっぱいになりました。

 

 それでも あの時
 見た景色は 本物だから
 もう一度 あの場所へ

 

私はとてもとても適当人間なので、
「社長になったならこうでなきゃ」とか
「裏方に回るなら徹底した方がいい」とか
まぁつゆほどにも思わないもので。
ぜっちゃんがその時にやりたいこと、やろうと思えたことが
やりたいようにできているなら嬉しいな~。
全部が全部きっちりじゃないとだめだとも思わないので
(社長としてのお仕事はきっちりしてほしいけども)
思いつきでふわっと踊ったり放送したりイベント出てくれたりしたら嬉しいな~。

 

投稿10周年のタイミングで、
宣言通りの、事実上の踊り手さん活動の復活。
4/15のOADがますます楽しみになりました。

プレイガイドによってはまだチケットが手に入る部もあるようです。
ちらほらチケットのお譲りツイートも出ているようなので、
ちょっとでも気になってきた方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(ただし金銭のやり取りはくれぐれも慎重に。)

 

DDPやらCFTMなどのなんやかんやの件をきっかけにお会いした方の中には、
「ぜあらる。さんのアイドル時代を知らないんです」と声をかけてくださる方も少なくなくて、
是非ぷりっぷりに踊るぜあらる。さんを堪能してもらいたいなと思います。
まーーーー、可愛いから。保証します。
ぷりっぷりよ、ぷりっぷり。

 

 


さて、推しさんの10周年というタイミングは丸無視して
全く関係ない書きたいことを書きます!!
(ちまちま下書きしてたらうっかり10周年をまたいだだけです…)


 

むすめん。(現MeseMoa.)さんの曲に「1230」という曲があります。
むすめん。時代の4thシングル、「Honey Bee」のカップリング曲で、
ぜあらる。さんが作詞をした曲です。
関西組とも呼ばれる、気まンスさん、クソ様、ぜ。さんによるユニット曲で、
DDPでは白服さん、二番くん、ちょこぼのぱんめんさんによる
(二番君曰く「面白がって友達が少なそうなやつに社長がやらせたに違いない」)
カバー演目も披露されていました。

 

リリースされてから4か月強も沈黙を貫き、
Zeppダイバーシティ東京のワンマンライブにて満を持しての初披露。
まーーーーーー、泣きましたよね。
私だけじゃないですよ、これはほんっとに泣いてる人多かったもん。
その様子は導入の寸劇も含めて「2nd LIVE DVD むすめん。単独ライブ
in Zeppダイバーシティ東京 ~ほっぷ ステップ Zeeeeeeeeeepp!!~」
に収録されていますので、気になる方は是非ご覧くださいませ。


で、さすがおしゃべり担当、言葉を操るのがお好きなようで
(時々とんでもない間違いしてるけどまたそれも可愛い)
歌詞の中には色々な仕掛けが施されていました。

 

1・2・3(ひふみ)で会えてたあの頃に
→関西から気まンスさんとぜ。さんが上京し、
 毎週のように飲んでたクソ様と離れることになったのがこの時

 

2・4・5(にしご)の距離は遥か遠く 「望み」なんて名前見たくもないよ
→当時の新大阪東京間は、新幹線のぞみ号で約2時間45分

 

7・7・4(ななし)で会ってたあの頃を
→活動が本格化するに当たり、HNだけでは事足りなくなってきます。
 むすらぼ動画で練習場に貼られた本名の予約プレートを
 面白がってモザイクで映してましたね、篠原さん。

 

0・8・8(わはは)と笑ってまた明日

 

123+245+774+088=1230

 

歌詞の最後のサビでは「1230(ひふみを)重ねて」と歌いますが、
曲名は1230(イチニサンゼロ)と読むのも、きちんと意味があるようです。

(ぜ。さんはすごく拘っていちにーさんぜろって呼んでたのに、
 メンバーにはひふみひふみって呼ばれてるのもちょっと可愛い)

 

ちなみに1230にはもうひとつ、
1が気まンスさん、2がぜ。さん、3がクソ様、
0に誰が入ってきても絶対に仲良くできる、という意味が込められているそうです。

 

ぜあらる。さんほんとそういうの好きだよねー。
そういうとこ好きだわー。

 


内容は全体的にわりとまっすぐに関西組の事を書き綴った歌詞なのですが、
ひとつだけ、ずっと解釈がまとまらなかった歌詞があって。
ほぼほぼ自分のメモ書きみたいなものですのであしからず。
(いつものことですけど)
 


数千本のモノサシ並べ 遠くを眺めるように君のこと見てた
「また会おうね」

 

1230の歌詞にはモノサシという言葉が4回出てきます。
日本語のおもしろいところなのですが、
別のそのもの以外に意味を含ませたいときにカタカナで表す、という表現方法があります。

 

もの‐さし【物差(し)/物指(し)】の意味 /出典:デジタル大辞泉小学館
 1 物の長さを測る用具。竹・金属・プラスチック製などがあり、長さの単位の目盛りがつけてある。さし。「―を当てる」
 2 物事を評価するときの基準。尺度。「普通の―でははかれない人物」

歌詞の中には、時間と距離というどちらも「はかる」ものが多く出てきます。

 

 1000㎞の夢を1㎜で見る世界
 僕のモノサシは細かく目盛りを刻めず

 

1000㎞→1㎜は、地球を指先程度に表すほどの縮尺です。
どれだけ時間がかかるのか想像もつかない自分の夢も、
大きな時間の流れの中では一瞬の出来事で、
細かく目盛りを刻めない、つまり、ぴょんと大きく動くことしかできない。
上京を決めた時の心境かもしれません。
ここでのモノサシは自分の基準、価値観という意味に近いように思えます。

 

 モノサシ要らずの線引き知らずの真夜中

 

線引き知らず、つまり分け隔てることができないほどに仲が良い、気の置けない友人との酒の席。
ここでのモノサシは分け隔てる線を引くための道具。

 

 モノサシ要らずの僕たちが描く線は時々ぶれるけど

 
ここのモノサシは真っ直ぐに線を引くための道具。
決まり事をただただ守って進むような人生ではないから、
真っ直ぐ無駄のない道をたどることは難しいけれど、といった内容に読み取れます。

では、はじめに出てくる数千本のモノサシとは、何を表しているのでしょう。


というのも、ひとに対して「またね」「また明日ね」ではなく、
「また会おうね」と声をかける状況って、
会うためにきっかけを作ったり約束したりしないと会えない状況だと思うんです。
映画とかだと若干のもう会えないフラグも含んでくるくらいの。
このセリフだけは、関西組に向けたものではない気がしていて。

 

シェアハウスを始めるタイミングで、
元々一般人の趣味の範囲である「踊り手」という枠を超える事に対して
今まで応援してくれていた人の中でも良い意見ばかりではなかったと聞いたことがあります。
急に状況が変わると、いろんな意見が出てくることは仕方ないけれど、寂しかったと。
いろんな価値観を持つ人がいる中で自分が未知への一歩を踏み出す時に、
ちょっと後ろを振り向けば今まで応援してくれていた人たちがいて、
でも、次に踏み出す一歩は方向性が違い過ぎて一緒にはいられない。
今は新しい環境に対して受け入れてくれないかもしれないけれど、
それでさよならにするのではなく、また胸を張って会える日を作りだすから
それまで待ってて、という意味なのかなと考えていたんです。
ちょっとさみしいけれど“君”は離れていくファンの事なのかなぁと。

 

ただ、自分の中でどうしてもイメージがわかなかったのが、
数千本のモノサシを“並べ”たのは、誰なのか、どんな風に並べるのか。

モノサシを、たとえば長いものを図るために縦に並べる?
それともお店の陳列みたいに、様々なモノサシがあることを確かめるため?

 

“遠くを眺めるように”は輪郭がはっきりしないものをぼんやりと見るイメージがあります。
この場合の“君”は自分自身だったりして。
自分が選んできた、もしくはこれから選んでいくたくさんの選択肢と
その数だけ価値観や未来の形があって、
一歩踏み出すことが怖くて、むすめん。とは別の道を選んでいたかもしれない自分に
いつか「また会おうね」と声をかけたのではないかな、なんて。

 

どんな道を選んでも結局自分は自分だし、
「行ってくるね」を伝えるための「また会おうね」だったら、
多くは語らないけど、ひそかな決意から始まる歌に聞こえるな、と。

 

真意は分からないですが「また会おうね」と約束した人に、もう会えたのかしら。
ただ単なる聞き手の解釈なので正解なんてないものですが、
ずっと気になっていたことを覚え書き程度に。

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの作詞期間にぜあらる。さんがtwitterで言い放った
「今俺かなりクリエイティブス」が大好きです。