【考察】Flower Wind【というか感想】
【MeseMoa.】Flower Wind【3rd single】
MeseMoa.さんの新曲のMV発表されましたね~。
公開された時間は絶賛仕事中でしたので、
仕事が終わってから電車の中で再生ボタンを押しました。
いやね、大阪のフリーライブでもOADでも拝見してたので、
曲も歌詞も振付も一応把握してるし、ゆうて普通に見れるやろ~と。
自分の涙腺の弱さを甘く見てました。
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開始25秒、セットにちりばめられたオレンジの花を見た瞬間に涙腺崩壊。
そんなことある!?
黄丹色の小さな花のまわりに9色の花が咲き誇っていたのはいつの話か。
9色の花を見守るように取り囲むオレンジ色。
キャッチーで幸せいっぱいな曲調なのにどこかせつなくて、
たじたじ*ファンタジーのメロディが局所に組み込まれているのもずるい。
ストレートな愛の言葉の中にも意味深な単語が散りばめられていて、
深読みせずにはいられない。
たじたじ*ファンタジーを思わせる振りはライブで真似がしやすそうなのに
全体がレベルアップしていることが手に取るようにわかる振付。
その全部を詰め込んで、メンバーの個性や素敵なところを熟知し、
魅力をグンと引き出した美しい映像。
素敵過ぎてオタク語彙力が足りない。
曲も歌詞も映像も振付も最高。
白服さんがよく仰る「最新が最高」を体現している作品でした。
MeseMoa.さんといえばむすめん。時代からシングル曲において
○○三部作としてくくっていることは有名はお話ですが、
MeseMoa.になってから今作で3つ目ですね。
アイドル三部作、生き物三部作、物語三部作…
水光風…
発電所?????
…きっと自然とか、お天気とかですよね~。
ちなみに私は勝手に“続編3部作”と呼んでいます。
Muddy Water→Shadow Kissの続編
New Sunshine→Don't Look Backの続編
Flower Wind→たじたじ*ファンタジー~君のアイドルになりたくて~の続編
正解が気になります。
さて、恒例の(?)考察を、と思ったのですが、今回はほぼ感想文でしかない!
いろんな方の考察を読んで
「そういう捉え方もあるのか」「気付かなかった!なにそれエモい」
ってするのが好きなので、その中の一つにでもなればいいなぁと思います。
もし読んでくださった方が何か感じてまた動画を再生してくれたら嬉しい限りです。
※歌詞は耳コピなので間違いもあるかと。あしからず。
■1秒でも長く生きたい 君をひとりにはさせないから■
■花風に揺れる今日の君は 世界中の誰よりも綺麗だよ■
花風とは「桜の花が盛りのころに吹く風。花(桜)を吹き散らす風」だそうです。
物理的でなくとも、心に花が咲き乱れる要はハッピーな気持ち。
結婚式当日の、彼女を愛しく思う主人公ちゃんだー!
世界中の誰よりも綺麗だよって歌って踊るMeseMoa.ちゃんが誰よりも綺麗だよ
お花のベッドで寝っころがって、彼女(?)と一緒にいるんだろうなと思わせる演出。
大人組はさすがの小技を挟んで来たりと、メンバーの個性が出てますよね。
腕枕してたり、抱き寄せてみたり、腰に回された手をポンポンしたり、逆にすり寄ってみたり。
…ずっと背中を向けて寝に入った二番くんまじさすがすぎない???
(追記:二番くんのお花いるかも…?左右逆だっただけってことかな…?)
■空を舞う花束を受け取って■
■次はウチらだね、なんて笑った■
■あれからずいぶんと待たせてごめんね■
■今日は人生で最高の記念日にしようね■
ブーケトスに参加したことあるくらいだから適齢期なのかな。
あれからずいぶんと待たせてごめんねを19歳のあおいさんが歌うエモさよ。
サビの歌割も含めて、ついBlue Moonが出てきちゃいます。
てか、あおいさんも合法的に結婚できちゃうお年なんですね…。
OADでも思いましたが時間の流れって怖い。
■見つめ合うフリージア■
■認め合うイキシア■
■振り返るアマリリス■
■たどり着くスイートピー■
■心の庭に芽吹いたアイリス■
■暮らしの中で二人だけの花を咲かせよう■
<花言葉>
フリージア(黄色):無邪気
イキシア:誇り高い 秘めた恋 団結 協調 人生の出発 君を離さない
アマリリス:誇り、強い虚栄心、内気、おしゃべり、すばらしく美しい
スイートピー:別れ、門出、繊細、優美
アイリス:希望、信じる心、メッセージ
CFTMの朔夜様を公演された白服さんの無邪気っぷりは記憶に新しいですし、
気まんすさんが何かやらかすたびに死ぬほど笑い転げる姿はまさにそれ。
マイペースなようで、練習中などに凹んでいるメンバーがいるとそっと隣に座るという二番くんは、
周りを観察してバランスをとることに長けている人。
高いプロ意識に時々覗く年相応のあどけなさが印象的なあおいさんには
正反対の言葉を合わせもった大きな花を咲かせるアマリリスがぴったり。
別れや門出を経験してたどりついた、
繊細で優美な歌声を持つ兄が歌うこの歌割と花の意味。
人一倍、メンバーに、オタクに信頼を寄せるクソ様が持つアイリスには、
グループ名の意味にも含まれる「メッセージ」が込められています。
ちなみにアイリスという花の名前は女神イリスから取られているそう。うん、そうだね、顔がきれい!!!
花言葉をさらっと調べただけでもこれですよ…
こんなの考察が追い付かない…
これは私の勝手なイメージですが、
たじふぁんの時にすでに遠距離恋愛をしていた主人公ちゃんたち。
遠距離恋愛って、目に見えない物質的距離がある分、
よりお互いを信じ合ったり認め合ったりしないと成立しないと思っていて。
ようやく新しい門出にたどり着いて新しい生活が始まるんだなぁと。
うわーーーーん、めっちゃ幸せになって!!!!!!
■愛してるよ 愛してるよ■
■愛してるよ 愛してるよ■
■僕の一生をかけて伝えるから 君の一生をください■
■おはよう いってきます■
■ただいま おやすみ■
■どんな時も先にひとりじめしたい■
■そのたびに何度も好きになるよ■
■1秒でも長く生きたい 君をひとりにはさせないから■
どストレートな愛の言葉!!!
の、間にかすかに聞こえる呼吸音(?)に息を飲んでしまいます。
僕の一生を~を歌う最年少あおいさんと、
君の一生をくださいと言い切る31歳(もうすぐ32歳)の対比。
どれくらい一緒にいられなかったのかはわからないけれど、
距離があった二人だからこそ、
「ずっと一緒にいる」「もう離れない」がキーワードになっているというか。
今までは一番に見られなかった表情も挨拶でさえも、
これからは誰よりも先に自分が見られる距離にいられる。
もうほんと幸せになって;;;;;
■不器用でドジな僕をわかってる■
■君の前だと素直になれるんだ■
■決して良い時ばかりじゃなかったけど■
■ずっとこの手を離さないでくれてありがとう■
わーい、クリスマスイブを1日間違えたり、
躓いて用意したプレゼントを下敷きにしちゃったおっちょこちょい主人公だー!
が、大人になってる雰囲気ありません…?
あと、兄さんが「この手を離さないでくれて」を歌うと、
どうしてもYou're the loveが…うっ…
■重ね合うツイーディア■
■讃え合うジュリア■
■寄り添うアナスタシア■
■歩み出すガーベラ■
■心の庭で育むレウィシア■
■まだ見ぬ笑顔に全ての幸せを注ごう■
<花言葉>
ツイーディア:幸福な愛、信じあう心
ジュリア:努力の人
アナスタシア:真実、高貴、私を信頼してください
ガーベラ(ピンク):崇高な愛、思いやり
レウィシア:熱い想い
歌詞の“重ね合う”と幸せそうな表情でMVの指ハートを見た時、
「あ、ハートを重ねて結んだ…」と思ったのは私だけではないはず。
花言葉を調べていてここまでドンピシャなのが出てくるとは思いませんでした。
包み込むようなやわらかな茶色のバラは、まさに努力全力包容力~!(古い)
昔はちょっと目を離すとすぐ後ろに隠れてしまいそうな雰囲気があったゲルさんも
今ではアイドルとして、舞台に立つ人として頼もしい限り。
すらっと高い背丈に鮮やかな大ぶりの花を咲かせるガーベラは、
ほんわかエピソード満載の家族思いなとみたんにぴったり。
最後の、レウィシア。
これ本当にこう解釈しても良いのか迷いました。
レウィシアはいろいろな色があるお花ですが、その中に鮮やかなオレンジがあるんです。
共通認識のように、メンバーそれぞれの心の中にオレンジが灯っているなら嬉しいな。
あと、レウィシアって背が低くて葉っぱは多肉植物みたいにむっちりしてるんですって。
沸いた。
■可愛くて優しくてイタズラで泣き虫で■
■誰かさんみたいに多分わがままで■
■いつも許しちゃうんだろうな■
■お父さんや お母さんが■
■おじいちゃんや おばあちゃんが■
■これまで守り続けてきた絆 次は僕達が未来に繋ごう■
まだ見ぬ笑顔、に新しい命の可能性を感じてしまってからの、
早速の子煩悩宣言―!!(今日はまだ結婚式)
たじふぁんの時だとむしろイタズラ好きは主人公ちゃんの方に思えましたが
(急に夜行バス飛び乗って会いに行こうとしたり)
もしかしたら似た者同士だったのかな。
あと、誰かさんみたいに~って歌う二番君の顔がすげぇきれい。
■これからは会いたい時に君がいる■
■それだけで生きていける■
たじふぁんメロディにがっつりのたじたじポーズ!
もう本当に幸せになってほしい。
ここからの間奏のメンバーのショットがほんとに美しい。
つい最近出たクソ様の写真集「のっくん」「ノックン」を見返したくなります。
■1秒だけ先に死にたい 君はもう1人じゃないから■
■たくさんの花と人に囲まれ 笑いながら最期まで言うよ■
“先に”は順番として先に、と1秒先の世界で、どちらの意味にも取れそうですが、
1秒だけ、というところと君はもう一人じゃないから、という理由から、
「自分の最期の言葉は君への愛してる」
「一人ぼっちにしないために、僕がちょっとだけ先に行って待ってるね」
と取れそうな順番として先になのかなと解釈しました。
これだけハッピーな曲の中で、ひときわ目を引く直接的な「死にたい」という言葉。
永遠の別れを終わりとしてとらえないためなのかな。
最後なのか最期なのかも気になるところ。
■愛してるよ 愛してるよ■
■愛してるよ 愛してるよ■
■一生かけて伝えられたなら この人生に悔いはない■
自身のなさゆえに「君のアイドルになれてますか?」って聞いちゃってた主人公が
この人生に悔いはないって言い切るところがもう…!
クソ様の歌い方もふっきれてて、ここからの盛り上がりに拍車をかけます。
■晴れの日も 雨の日も 風の日も 雪の日も■
■どんな時も君の隣にいるよ■
■そのたびに何度も好きにさせるから■
■今日の君を忘れない■
■Lalalala.... ■
■愛してるよ■
晴れの日=New Sunshine
雨の日=Muddy Water
風の日=Flower Wind
雪の日=たじふぁん
をふんわり感じた歌詞。
そしてやっぱり出てくる「隣」のキーワードがエモい。
好きにさせるからって、好きでいるからよりももっと難しいことで、
それを結婚式当日に誓ってくれるなんて、すごいよ主人公…!
ここまで勝手に結婚式って言ってきちゃいましたが、
歌詞の中には“結婚”とか“Wedding”とか、直接的な言葉って出てこないんですよね。
もしかしたら、日常の中にある別の特別な何かなのかもしれません。
あーーーー言葉選びの天才すぎるよぅ。
お花ベッドの演出、クソ様だけ最後の歌割りまでずっと彼女(?)に向けて歌ってるのがすごく印象的でした。
大人の余裕というか、めちゃくちゃ色っぽい。
もうほんと幸せにn(n回目)
からのエンディングの多幸感と伏線回収。
はーーーーーーーー。
早く本格的考察班の考察も読みたい限りです。
ここから完全に余談ですが、
オタクとは関係なく、私の人生のターニングポイントというか、大事な出来事というか、そういうタイミングでオレンジのガーベラにとても縁があるんです。
オレンジ色のガーベラの花言葉は「冒険心、我慢強さ」だそう。
しかも、今回色々調べている間に、自分の誕生日がガーベラ記念日であることを知りました。
これもきっとにかの縁、大切にしようっと。
さらに余談ですが、OADと、花風別枠はまた後程。