オレンジいろっておいしそう

MeseMoa.(ex.むすめん。)オタクの戯れ言をぽいぽいする箱。書き手は橙色の民。

60メートルのおとなり

正直に言います。
先日の幕張メッセ公演、大逆転ディーラーでメインステージに登場したMeseMoa.ちゃんを見て瞬間的に感じたのは「おぉ!!豆粒!!」でした!!
スタンド席のKブロック、その中でもよく引き当てた隅っこ中の隅っこ。
いちばん奥、正面ブロックですらないそこからは、モニターがないと表情どころかメンバーの見分けすらも危うい。
昔行った某国民的アイドルのコンサートを思い出しました。
ずいぶん遠くまでやってきたなぁ。

 


大掛かりなセット、メンバーカラーの照明とレーザー、特効にトロッコ
どこからでも全部が見える大きなステージ。
アイドルドリームが詰まってました。
特典会で「スーパーアイドルでした」と伝えたときに、あの演出すごかったよねって嬉しそうにしていたけれど。


みんな歌うますぎじゃない?
移動距離も早着替えもすごいな。
振り付け難しいのもバンバン踊るじゃん。
バックダンサーまでメンバー内でやるの?
どれだけ連続で踊った?
インターバル短くない?
待って待って、何曲やるの、曲数多い。
みんな体力どうなってるの。
全部全部カッコよくて可愛くて言葉が足りない。


決してセットが豪華だからじゃない。
全然負けてなかった!!!
間違いなくMeseMoa.ちゃん自身がスーパーアイドル過ぎちゃってたと思います。
ずいぶん遠くまでやってきたなぁ。


 

仕事の兼ね合い、住んでいる所、体調。
今回は偶々調整でき、ありがたいことに会場に足を運ぶことができました。


会場に入って間引かれた空席を見て、浮かんだのは来られなかった友人やフォロワーさんの顔。
コールどころか歓声すらも飲み込まなきゃいけない。名前だって呼べない。
楽しいと同時にこんなにも悔しかったのは初めてかもしれません。


Wアンコールとして披露された陽之鳥を見て、おこがましいけれどステージ上の彼らも同じ気持ちかもしれないと思えて救われました。
halyosyさんが作ってくださった曲と歌詞。
でもひとつひとつがMeseMoa.ちゃんの言葉のように感じられて。


これも勝手な解釈ですが、2番のサビの「僕」は「MeseMoa.としての自分」なのかしら、とか。
この状況でも僕で居続けることを選んでくれた。
48文字。無限にある言葉の中で「君が恋しくて」だけを繰り返す意味と強さ。
感情をそのまま叫ぶような歌声に涙が止まりませんでした。

 


2014年、私が初めて画面越しではない彼らのパフォーマンスを見たライブハウス。
ステージの幅は6メートルあるかないか。
全員が並ぶとそれだけでもぎゅうぎゅうで、あのセンターステージよりも小さかったと思います。
取ったのは一般チケットの100番。入場の整列は正真正銘の一番最後。
それでも表情だってしっかり見える距離。
というか、上半身しか見えないような高さのステージ。


2017年、いっぱい泣いた。良い涙じゃなかった時も多かった。
「むすめん。が上手くいってたら、僕が上手くいってるってことやから」
その言葉だけを頼りに意地で現場に行ってたこともありました。
気付いたらフォーメーションの誰もいない空間を見てることもしばしば。


2021年、座った席はメインステージから約60メートル。
本当に、ずいぶん遠くまでやってきたなぁ。
それなのに昔よりももっと近くに居させて貰える気がするから不思議。
今もあなたたちが居てくれるから、私も「きみちゃ」で居られる。
この世界にMeseMoa.ちゃんが居てくれて良かった。

 


MeseMoa.さん、9周年おめでとうございます!
願わくば10年目もあなたたちの周りの光の粒のひとつになれますように。
これからもお隣で音鳴りを聴けたらいいな。
いつかみんなで名前を呼ばせてね。

 


普段188㎝の顔がいいアイドルに向かって「幼女じゃん!」とか言ってますが、感傷的なこともこぼしておこうかなぁと。
さぁて、アーカイブが見られるうちに好きなところの覚え書きも残したいなー!
円盤が出ちゃったりしたらまた見返せるように。
ちなみに陽之鳥で号泣したことを翡翠色な推しに伝えたところ、見どころは「Tシャツの丈が足りなくてお腹の白いシャツが見えてるところ」だそうです。


幼 女 じ ゃ ん !!!!!!!!!